About
近代日本彫刻の基礎を築き、東京美術学校や「朝倉塾」で後進の育成に努めた大分県出身の彫塑家朝倉文夫を顕彰し、アジアの新進彫刻家の登竜門となる彫刻展を2年に1回のビエンナーレ方式(※)で開催しています。
この彫刻展は、芸術文化による「創造県おおいた」の推進を掲げる大分県と「豊かな心と学ぶ意欲を育むまち」 づくりをめざす豊後大野市との共催で開催し、地方から全国・世界へ向けて文化情報の発信を行うものです。
※ビエンナーレ方式…2年に1回開催される美術展覧会のこと
Introduction of Asakura Fumio
明治16年3月1日、上井田村(現朝地町)池在に渡辺要蔵の三男として 生まれました。9歳のとき養子として朝倉宗家を継ぎ、尋常小学校を卒業。 19歳のとき旧制竹田中学校を中退して上京しました。明治36年、東京 美術学校彫刻選科に入学。在学中に1200点もの作品を制作し、明治 40年、首席で卒業。その後は彫刻界の重鎮として活躍。大正8年に帝展 審査員となったのを皮切りに、同10年に東京美術学校教授、同13年に 帝国美術院会員となり、昭和23年には文化勲章を授与されています。 その間、「墓守」など数多くの傑作を生み、驚異的な質と量の作品を残し 「自然主義的写実」といわれる作風を確立しました。
History
1883(明16)大分県大野郡上井田村(現豊後大野市朝地町)に生まれる
1893(明26)朝倉宗家を継ぐ
1902(明35)竹田中学校を中退上京し、実の彫理家 渡辺長男(1日下谷区中初音町)に住み、彫塑を学ぶ
1903(明36)東京美術学校(現東京芸術大学)彫刻選科に入学
1907(明40)同校彫刻選科卒業(卒業制作「進化」)、同校研究科に入学
下谷区(現台東区)谷中天王寺にアトリエ新築
1908(明41)第2回文部省美術展覧会「閣」2等賞(最高賞)文部省買上
1909(明42)東京美術学校研究科修了
第3回文部省美術展覧会「山から来た男」3等賞文部省員上
1910(明43)第4回文部省美術展覧会「基守」2等賞 文部省買上
1911(明44)シンガポール、ブルネイ、その他、南洋を視察
第5回文部省美術展覧会「土人の顔<其二>」3等賞文部省買上
1912(大 1)第6回文部省美術展覧会「若き日の影」3等賞文部省買上
1913(大 2)第7回文部省美術展覧会「合差」2等賞
1914(大 3)第8回文部省美術展覧会「いづみ」2等賞
1916(大 5)文展査員に任命される
1919(大 8)帝展審査員に任命される
1921(大10)東京美術学校教授に就任
1924(大13)帝国美術院会員に選ばれる
1926(昭 1)朝塾としての活動を開始する
1927(昭 2)第1回朝倉塾彫塑展覧会(東京府美術館)
1934(昭 9)台東区谷中天王寺町、初音町にアトリエを改築、朝倉彫塾とする
1944(昭19)帝室技芸員となる
1946(昭21)日展員
1947(昭22)日本芸術院会員
1948(昭23)第6回文化勲章受章(大分県1号)
1951(昭26)文化功労者となる
1958(昭33)日展顧問となる
1961(昭36)台東区名誉区民推戴
1964(昭39)4月18日、急性骨髄性白血症にて没する
Asakura Fumio Memorial Park
朝倉文夫記念公園は、豊後大野市朝地町出身の彫刻家・朝倉文夫の業績を顕彰するとともに、
朝倉が生前情熱を注ぎ実現を夢見ていた「ふるさとの地に、理想的な芸術鑑賞空間をつくり、作品を保存する」という 構想を受け継ぎ、1991年3月に開園しました。
その中心施設である朝倉文夫記念館では、朝倉の作品を学生時代から晩年まで系統的に展示するとともに、
遺品の展示や朝倉芸術確立の過程等を解説したビデオサービスも行っています。
公園内には朝倉が好んだ「梅」をはじめ、当時の朝地町民の方々の寄贈による多くの木々が植栽されています。その豊かな自然の中に第1~6回までの大分アジア彫刻展の入賞作品を設置しています。(展示マップはこちら)
四季の自然を感じながら、ゆっくりとお過ごし下さい。
開館時間
10時から17時まで
(入館は16時30分まで)
休館日
月曜日(祝日・休日の場合はその翌平日)
年末年始(12月29日~1月3日)
入館料
・朝倉文夫記念館(常設展示)
入館料 大人570円 小中高生220円
朝倉文夫記念館ホームページはこちら
Access
Access
〒879-6224
大分県豊後大野市朝地町池田1587-11
Tel
0974-72-1300
Parking
約50台分 無料
大分方面より
JR:豊肥本線(竹田・熊本方面行) 朝地駅下車 約80分
JR朝地駅からタクシー利用 約5km 約10分
車:国道10号線~中九州横断道路大野IC下車~国道57号線 豊後大野市大野町養老交差点を右折~
県道池田大原線 約45km 約60分
熊本方面より
JR:豊肥本線(別府・大分行 九州横断特急)豊後竹田駅~(乗換1駅)~(大分行普通)朝地駅下車 約3時間
朝地駅からタクシー利用 約5km 約10分
車:国道57号線 豊後大野市大野町養老交差点を左折~県道池田大原線 約97km 約160分


